シン・エヴァぐだぐだ感想4【ネタバレ】

前回のあらすじ:大人のキスじゃなかった

 

艦長室にあった白プラグスーツに着替えたシンジ君。インパクトを起こしてマイナス宇宙に飛び立ったゲンドウとの戦いが始まる…!当たり前のようにマイナス宇宙と言っているけどマジで何。SF用語なのか。TVシリーズにも出てきてない言葉を急に使われるとびっくりしちゃう。とりあえず裏の世界で常人には入れない領域ということか。そして量子テレポートウキウキで乱発するゲンドウ、そんなキャラだった??エヴァってテレポートとかできるんだ…

 

マリさんにマイナス宇宙に送り出されてから超展開の連続だったよね。まずは初号機に乗ってたゆるふわロング綾波レイとにかく可愛すぎる。シンジ君がエヴァに乗らなくていいように魂になってもずっと守ってたの……??天使か。なんか普通にパイロットバトンタッチして1話のリフレインみたいなシーンが挟まってからの槍チャンバラ。マイナス宇宙は目で認識できないから心のイメージが投影されるとかなにそれ楽しい。第三新東京市とか懐かしい街の風景が出てくるけどよく見るとビルとか特撮風のミニチュア?セットだし、木の台座みたいなの吹っ飛んでるし。酒瓶が散乱しているミサトさんの部屋とか2-Aの教室とかどんどんトンチキになってくる!格ゲーの対戦ステージ選択画面か????

 

笑っていいのかド真面目なのか分からない…。どうなんですか庵野監督。結果的に初号機と13号機は希望と絶望でシンメ的存在なので同じ動きをしてしまうってどういうことだよ。恐怖や暴力じゃケリがつかないから対話するという流れに……

 

そして始まるゲンドウの自分語り

 

この辺のパートはやばい。伝説のTVアニメ25、26話じゃん。新世紀碇ゲンドウじゃん。シンジ君でも見たような内面世界描写だけど、中年おじさんの自分語りキッッッツ………… 絵に書いたような陰キャなんですけど…… 知ってたけど。人と関わるのが怖かったとか本とピアノが心の拠り所だったとか、立木文彦ボイスで言うと雰囲気出るけど、内容よく聞くと親戚の集まり行きたくないとかしょーもないことで笑う 私じゃん

学生時代のイメージ映像にちょいちょいマリ出てくるけど完全スルーしてるゲンドウ。もしかしなくてもゲンドウ君にユイさんと冬月先生紹介したのマリじゃねーか。全ての元凶~~~~!!ユイさんとのイチャイチャを見せられるこの時間、めっちゃ真顔だったな…… いやなんで最終決着の場面でオッサンの一人語り……シンジ君よく聞けたな

 

エヴァおなじみ列車のシーン。まだ続くのかこれ……。ユイさん亡くなって研究に没頭して子供とは向き合えなくて……まるでダメな大人~~。親としての責務を果たせ!!!もうシンジさんからしたら一度通ったような道だからめっちゃ接し方が大人。SDATどの場面で渡したかあやふやだけど、「捨てるんじゃなくて渡すもの」ってセリフが良かった。ゲンドウが息子の中に愛する人の面影を見て列車を降りるの、綺麗な流れだけどそれで全部許されると思っているのか????オッサンよ………

 

つづく